50代からの転職にチャレンジ!

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これまで二十数年間に渡って営んできた本業は先が見えているので、本格的に転職を考える必要が出てきた。

最初は副業にアフィリエイトをして本業も続けていくつもりだったが、去年と今年のGoogleのアップデートで目論見が外れてしまった。

そこで無謀にも50代で転職にチャレンジすることにした。

アフィリエイトに代わる収入の柱が必要

アフィリエイトをしている人は”アフィカス”と呼ばれて蔑まれている。

実際、クソみたいな記事で検索画面を汚しているサイトはたくさんある。

 

一方で、昨今のアフィサイトは真面目に書かれていて、ユーザーの知りたいことをできるだけわかりやすく解説しているサイトが検索上位の多くを占めていた。

 

相変わらず世間のアフィへのアレルギーは強いが、アフィサイトと知らずに検索でその人の役に立った例は非常に多いはずだ。

それが、現在の検索結果では楽天Amazon、価格ドットコム、メーカー公式サイト、素人にはわかりにくい専門家のサイトばかりだ。

個人の感想やレビュー記事にたどり着くには、検索結果を何ページも見なければならない。

 

今までもそうだったが、知りたいことがあったらSNSで調べる傾向がますます強くなるだろう。

そういう意味でもアフィリエイトの先行きは暗い。

 

僕が作るサイトも本業の知識を生かして、わかりやすく解説していたつもりだった。

徐々にアクセスも増え、副業の収入として十分な利益も上がり始めていたが、今はほぼ壊滅状態。

完全に撤退する気は今のところないが、代わりの収入の柱を作らなければならない。

プログラミングを勉強し始めた

副業として選んだのはプログラマーだ。

まったくの素人で、50代のおっさんが今からスキルを身につけられるのだろうか?

そういう不安はあるが、今の環境からすると悪くはない選択だと思う。

その理由として以下の事が挙げられる。

  1. プログラミングの経験はゼロでも、アフィリエイトWordpressをある程度いじっているので、HTML5CSSの知識は多少ある。
  2. 自営業で本業の合間に結構時間があるので、プログラミングの勉強や仕事が可能
  3. 息子が大学でITの学部へ通っているので、アドバイスをもらいやすい
  4. プログラミングは学校へ行かなくてもネットで学習することが可能。
  5. プログラミングの仕事もネットで受託できる

といったところ。

あとはモチベを継続できるかと、頭が付いていくかという問題のみ。

へこたれないメンタルは持っているつもりなのでなんとかなるだろう。

 

すでに、プログラマでブロガーのマナブさんおすすめのProgateというサイトで学び始めた。

prog-8.com

2日でHTML & CSSの中級編まで終了。

次は上級編に行くが、中年の頭ではすぐに忘れてしまうので、初級・中級を何周もした方がいいだろう。

プロパティの名前と働きを単語カードアプリに入れて記憶を定着することも並行してやっている。

これまでは不言実行タイプで黙々とやっていたが、今回は有言実行で行きたい。

目標は”1年で何らかのウェブサービスを作る”

にしよう。

さて、1年後の自分はどうなっているだろう。

命を断とうとした娘が無事卒業

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1年半前のこと。

昼に仕事から戻ると娘の姿がない。

いつもならリビングにいて「おかえり」と声をかけてくれるのに。

「おかえり」と言っても、遠くから帰ってくるわけではなく、自営業で二階が自宅になっている、いわゆる店舗付き住宅。

一階の仕事場から上がってくるだけだ。

その日の午前中、二階で気配がしないなとは思っていた。

妻が子供部屋へ行き娘を見つけた。

実行はしなかったが、紐を手に午前中ずっと自殺を考えていたらしい。

人は誰だって一度は自殺を考えることはあるだろう。

娘の場合は未遂寸前。考えるだけではなく、ちょっと半歩踏み出してしまった。

もともと浮き沈みの激しいところがあり、落ちているときは傍目からもわかるほどどんよりしている時があった。

何か大きな出来事があったわけじゃなく、人生を投げ出したくなったみたいだ。

もっとも、本当は人間関係などきっかけになったことはあったのかもしれないが、下手に刺激しないよう追求はしなかった。

しかし、これ1回では済まず、同じようなことがもう一度あった。

さすがに心の病かと考え、心療内科へ行くことを娘を交えて相談したが、気分が落ちていないときはまったく自殺をしようという気配はない。

娘自身も「なぜあんなことしたかわからない」という始末。

結局、薬漬けになるのも不安でもう少し様子を見ることになった。

とは言っても、何の対策もしなかったわけではない。

猫が娘の心を癒やした

娘の心の闇を照らしてくれたのは1匹の猫だった。

妻がネットで調べて、近くに住んでいる人の家で生まれた猫をもらってきた。

以前にも猫を飼っていたが、娘が小学生低学年の頃に亡くなってしまった。

それから猫を飼いたいと思いつつ、なかなか飼う機会がなかった十数年。

娘も以前から「猫を飼いたい」と言っていたので、娘の心の癒しになればと妻が探してきたのだ。

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生後10ヶ月頃

これがその猫の「ぶり」。僕のアイコンにもしている。

神経質で触られるのはあまり好きではない。

一方で、自分が人恋しいときはすり寄ってきて膝の上に乗ったりして気分次第。

まるで娘のようだ。

かえってそれが娘にとってよかったみたいだ。

最初の頃は、相変わらず浮き沈みがあったけれど、ぶりに振り回され世話をしているうちに娘の心も癒やされていったようだった。

今は精神的に安定してきたみたいで、率先してぶりの面倒を見ている。

去年は就職に苦戦して、また変な気を起こさないかと気が気じゃなかったが、ぎりぎりになって希望の会社の狭き門に滑り込んだ。

生きてさえいればいいことある

そんな娘もようやく卒業。

彼氏もできて、希望の会社に入り、友達やサークルの仲間と別れを惜しんで度々飲みに行っている。

あれから深い話はしていないが、あの時、人生をログアウトしなくてよかったと思っているんじゃないかな。

自殺は絶対ダメとは思わない。

実際、他にまったく道がない、苦しみしかない人にとっては唯一の救いの道だから。

だけどそこまでの絶望的な状態はほとんどあるもんじゃない。

「絶望のあまり」と言っても、その99%以上は頭の中で作り出した”バーチャルな絶望”だ。

自分が自殺を考えたときのことを思い出してみるとわかりやすい。

その時は確かに絶望していたはずなのに、今になって振り返ればなんてことはないものだ。

人間は過去の知識で未来を想像する。

しかも、悪いことは最悪の状況に増幅して映し出す。

その時は最悪に思っても、実際は案外最悪じゃない。

だから、今できることがあるのなら、脇目も振らずそれを一つ一つこなしているうち、最悪に思った状況は過去のものになっているものだ。

生きていさえすればきっといいことがある。

辛いこともただの思い出に変わっていく。

辛い時期を乗り越えて人間として一回り大きくなり、卒業し、社会へ飛び立つ娘には輝かしい未来が待っている、なんてありきたりなことは言わない。

でも、生きているからこそ、今、輝けているのは間違いのない事実だ。

ただただ生き続けて欲しい。

普段こんなことは考えないが、今週のお題「卒業」ということなので、思い出してつづってみた。

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心の断捨離

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半世紀生きてきたええ年したおっさんです。

SNS全盛の時代にはてなブログ始めてみることにした。

ブログ初心者というわけではなく、wordpressを使ったブログやサイトは一応持っている。

だけどそれらは自分の本音を書いてはいなくて、本職のHPや副業のアフィサイトで実益を狙ったもの。

一時は徐々に芽が出て、ある程度利益が出るようになっていたが、昨今のGoogleアプデで息の根を止められてしまった。

決してあきらめたわけじゃないけど、SEOに則った文章ばかり書いているのはかなりのストレスだ。

本職の方もきびしく、かなり人生ハードモードで奮闘中。

メンタルはかなり強い方(人前は苦手であがり症だけど、へこたれないという意味で強い)なんだけど、さすがにあれこれ考えてしまう。

どんな事があっても人生垢バンされるわけじゃないし(事故に遭えばいつ垢バンされてもおかしくないけどね)、自らログアウトする気はさらさらない。

そこで、いらない思考を吐き出して心の断捨離をすべく、はてブロを始めてみようと思った次第だ。

気になったニュースや身の回りのこと、時にアフィのことを書いてみるつもり。

あとメンタル強いのは長く座禅をしていたのが大きいので、そのあたりの境地や真理についても触れるかも。最近はマインドフルネスが流行りだしね。

 

 書きたいことがあったら書く。このスタンスで長く続けていきたい。